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中野国際法務綜合事務所
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2003年2月18日放送
「就労ビザに関する実務経験」
シンディー 中野先生こんばんは、今日もよろしくお願いします。
中野辰宏 はいこんばんは。私の方こそよろしくお願いします。
シンディー 先生、今日の質問は、「就労ビザに関する実務経験」について教え
て下さい、という内容です。
中野辰宏 なるほど。おもしろいですね。えぇー、シンディさんね、改めてこんなこ
と聞くのは失礼かもわかんないけども、「実務経験」て分かるよね?
シンディー はい、もちろん分かりますよ。あの調理師のビザなどで必要な過去
の経験年数のことですね。要するに、調理師として実際に働いてい
た年数のことですね。
中野辰宏 そのとおりです。大変失礼しました。調理師などの在留資格は、「技
能」という在留資格ですよね。「技能」に属する職業は、昔から職人さ
んと言われているように、熟練した技能を要求される業務分野なん
ですね。ですから入管はね、一定年数の実務経験による裏づけを要
求してるわけなんですよ。
シンディー 先生ね、実務経験はビザの種類によって、必要な年数が違うんです
か?
中野辰宏 そうですね。ここでまずその実務経験が要求されているビザの種類
を探してみましょうか。そしてその次に、それぞれに必要な実務経験
の年数を考えてみましょう。実務経験が要求されるビザで最もポピュ
ラーなのは・・・。
シンディー あぁー、先生それは調理師のビザでしょうね。これは10年以上必要
ですね。
中野辰宏 そう、「技能」という在留資格ですね。技能に属する職業にはね、先
ほども言いましたけども、調理師さんですね。調理師さんの他に、
あと建築関係の方々、あと宝石・貴金属・毛皮の加工、動物の調教
などもあります。いずれもシンディさんが言われたように、10年間の
実務経験が必要になりますね。ただし、建築関係の場合はね、ちょ
っと面白いですよ。これはね、団体で作業するようなことが多いん
だけれども、こういう場合にはね、指揮監督する外国人が10年以上
の実務経験を有していれば、その下で働く外国人の人は5年の実務
経験でもOKなんですよ。また、あの技能の在留資格の中でもね、
スポーツの指導者なんかの場合は、3年以上の実務経験でOKなん
です。たとえば、スポーツジムのインストラクター、これは3年の実務
経験でOKなんですよ。
シンディー うん、じゃあ色々ありますね。先生ね、調理師などになるために、専
門学校で勉強したような期間はこの10年間にカウントされるんです
ね。
中野辰宏 はい、そういうことですね。たとえばね、3年間専門学校で勉強してい
るような場合は、その3年間がカウントされて、実務経験としてはあと
7年間あれば10年をクリアできるとういことになります。
シンディー じゃあ、技術のビザは理科系の大学を卒業していれば問題ないけれ
ど、大学を卒業していなくても、10年間の実務経験があればOKでし
たよね。
中野辰宏 さすがシンディさん。そのとおり!
シンディー これと同じことが、「人文知識」・「国際業務」にもありましたよね。
中野辰宏 はい、今の人文知識・国際業務はですね、前段と後段に分かれると
言われるんですけれど、その前段の人文知識は、それは文科系の
大学を卒業していればOKなんですね。大学を卒業していなくても、実
務経験10年があればまたこれ認められると思うんです。そして次
に、後段の方の国際業務の場合はね、これはその3年以上の実務
経験を要求しています。国際業務というのは、外国の文化に基盤を
有する志向または感受性を必要とする業務を言います。具体的に
は、通訳・翻訳、広報・宣伝、あとデザイナー、こういった人たちにつ
いては、3年以上の実務経験があればビザがOKということなんです
ね。
シンディー じゃあこの二つに関しては分けて考えた方がいいんですね。
中野辰宏 そういうことですね。
シンディー 通訳・翻訳は大学を卒業していれば、実務経験の3年はなくても
OKでしたよね。
中野辰宏 はい、そいういうことですね。
シンディー じゃあ先生、その他にはどんなものがありますか?
中野辰宏 「投資経営」のビザの場合でね、外国人に代わって業務の管理に
従事しようとするような場合なんですけども、この場合は、事業の経営
または管理について3年以上の経験が必要です。次に、研究機関
などで働くためのね、「研究」というビザがあるんですね。この場合は、
大学卒業後、従事しようとする研究について3年以上の経験が
必要になります。この場合はね、大学院において研究した期間は
もちろんカウントされます。また大学卒業していない場合であっても、
従事しようとする研究について10年以上の経験があれば、これもOK
になります。
シンディー じゃあね、実務経験はどのようにして証明すればいいのですか?
たとえば、法的な機関の証明が必要なのでしょうか?
中野辰宏 通常はね、前に勤めていた会社の雇用主とか社長さんからね、
「在籍証明書」、うちの会社に彼は何年くらい勤めてましたよ、つまり、
Aさんは何年から何年までの10年間、私共のレストランでシェフとして
働いていたことを証明します・・・というような内容で結構です。その10
年間は、たとえば複数の勤務先で経験して10年になるような場合、
このような場合は、それぞれの勤務先からその働いていたことの証明書
をもらってきていただければ結構です。
シンディー じゃあ一つずつもらわないといけないんですね。
中野辰宏 そういうことですね。またね、世界中には様々な国があってね、国に
よって、また職業によって様々なライセンスがありますけども。
シンディー ありますね。
中野辰宏 そのようなライセンスを持っていなければ、そのような職業に従事していた
とは認められないような国もあるんですね。こんな場合には、このライセンス
の証明書、証明する文書とか、職業証明書、こういったものを提出しな
ければならないところもあります。
シンディー じゃあ、これがありましたら大丈夫ということですね。
中野辰宏 はい、そういうことになります。
シンディー はい分かりました。先生、今日はありがとうございました。
中野辰宏 はい、私の方こそありがとうございました。